動画でご紹介いたします

ご紹介文

はい、皆さんこんにちは、東京コードの三上です。今回はこちらの商品の開発の秘密についてお話しします。

まずこちらですが、これは何の製品かわかりますか?

2本ターミナルがついてて、ここがちょっと丸みを帯びていて、ここの中にピンが1本入ってます。

実はこれ、温水洗浄便座の内部のモーターまわりについているDCパワージャックなんです。ちょっと企業秘密とかもあるので、あまり詳しくは言えないのですが、温水洗浄便座内部で駆動するモーターがあるのですが、ここを動かす機構の一部をになう部品なんです。

このジャックにまだ加工が施されることによって、周辺と接続されてモーターが駆動します。こんな小さい部品ですが、結構重要な役割をもっているんです。

当初のお客様よりのご依頼は次のような感じでした。DC24V/36W/3A仕様の防水/両サイドパネルねじ止め型、プラグインの部分ゴムパツキンというカスタム仕様での構想スタートでした。

それに対して弊社は、既存仕入れ先における汎用品DCジャックをベースに改造してカスタム仕様にしていくという提案をまとめさせていただきました。

無料見積りなので、ここまではもちろん無料でご対応させていただいております。それから見積りを提出し、お客様に納得いただけましたので開発が正式に始まったという感じです。

開発に関しては苦労した点がいくつかありまして、その代表的なポイントをご説明いたします。まず、電流/電圧試験は非常に要求が厳しく、何度も繰り返し試験を実施となりました。

一旦量産に入ったものの、防水パッキンは、ゴムのかみ等もあり、廃止となりました。さらに改良は進み、これは作業時の工程削減という目的もあり、パワージャックの両サイドねじ止めをやめて、片方のみのねじ止めの仕様へと改造されました。

そして、最終的には、さらなる工程削減によるコスト低減を目的として、パワージャックの片方ねじ止めをやめることとなりました。

尚、この作業と並行して、ウォシュレット本体プラスチック側をお客様にも変更いただき、ジャックをカチッとロック止め出来る構造へと改良をして参りました。何度も改造をする過程で、度重なる試験検証に非常に時間をかけました。

開発過程及び開発後にはお客様からこんなことを言われました。毎度の細かい要求にもかかわらず、要求通りに改造をしていただき、尚且つ工程削減にうよるコスト削減提案もいただけて、大変助かりました。何度も何度も試験を行うのも大変だったと思います。

今後も宜しくお願い致します。お客様にこのように喜んでいただいて、本当によかったと思います。今後も同じように開発秘話をどんどん動画でお話ししていきますので、宜しくお願い致します。ありがとうございました。

担当の三上でした。

防水DCプラグジャック

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